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順念寺
元七尾城山麓馬場の地に建つ真宗佛光寺派の巨刹

五更山 順念寺 真宗佛光寺派   本尊 阿弥陀如来

天石勝神社の別当寺勝達寺が明治の廃仏毀釈によって廃寺にされた際、移管された喚鐘が現存している。

 順念寺の前身は天台宗順光院。真宗の台頭を見て法祐が改宗、東本願寺派に帰属し、新たに寺号を順念寺、山号を五更山と称した。

 法祐は藤原房前の後裔だという。境内地が馬場の地にあったので、順光院以来の藤原姓を馬場に改め、以来19代、現在まで続いている。

 慶長7年(1602年)、七尾城主第20代元祥公より1反8畝歩の寺領を寄進された。法祐は慶長10年(1605年)に入寂し、道源が2世となり代々続いている。宝暦12年(1762年)に仏光寺派となる。

 順念寺には、天石勝神社の別当寺勝達寺が明治の廃仏毀釈によって廃寺にされた際、移管された喚鐘が現存している。

 

蜀江錦七条袈裟 源範頼公の末子が住職となり、源頼朝公から拝領の装束を七条袈裟に作り替えたもの。

 

順念寺と暁音寺の山号が五更山と同じなのは、この地域一帯を五更ヵ原と呼ばれていたからで、深い意味は無いとのこと。

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 益田市七尾町6-20

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